1928日後…

すべては1匹のねずみの感染から始まった……!!

大むら食堂について

f:id:deadkun:20201010111059j:plain

 

 私が愛してやまない新潟県燕市「大むら食堂」をご紹介します。
 こちらの写真は多油太麺の中華(燕市で“中華”と名のつくメニューはデフォルトで背脂だらけなのが普通です)。大むらは個人的に燕市(=世界)で一番おいしいラーメンだと思います。杭州飯店に引けを取らない美味しさです。杭州飯店とは“背脂チャッチャ系”の元祖とされているとお店です。杭州飯店で修行した方が様々なお店を開いています。東京にも店舗がある「らーめん潤」や「なおじ」なども杭州飯店の系譜です。(因みに大むら食堂は杭州飯店の系譜でないようなのですが、詳細はわかりません)

 さて、その中でなぜ大むらが一番なのか。
 それは完璧だからです。何一つ欠点がない。

 スープはシンプルです。見た目は派手ですが、馴染みのある味がします。こってりもしていませんし、さっぱりもしていません。燕三条系というと魚介ベースのスープが特徴ですが、ここのは特に優しい味がします。ベストな状態ということです。そして、麺。燕三条系ラーメンといえば杭州飯店に代表される平太麺が有名ですがここは丸太麺でとても食べやすく癖がありません。ここの中華は量がデフォルトで多いのですがこの通り実にシンプルですから (気持ち的には)無限に食べることができるのです。とはいうものの、ここの大盛りはかなり凶悪なので相当胃袋に自身のある方にしかおすすめできませんし、実際私は未だに注文したことがありません(多分食べ切れますが)。

 こんな食べログレビューのような退屈な文字列をつらつら並べても皆さんに大むら食堂の魅力を伝えることは難しいと思います。そもそも、大むら食堂の魅力は筆舌に尽くし難いのです。皆さんの舌で直接味わっていただかないといけません。でもとにかくわかっていただきたいのは私が大むら食堂のことを本気で愛しているということです。

 かなりどうでもいい話だったと思うのですがこのどうでもいい話を最後まで読んだ方は燕市民の才能があると思うので、どうか次回の更新をお待ちください。