1928日後…

すべては1匹のねずみの感染から始まった……!!

10歳、初めてのアナハイム #d_advent

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はじめまして!マウスオブザデッドです。

さて今回この#d_advent(https://adventar.org/calendars/5478)に参加させていただくにあたって、どんな記事を書こうか非常に悩みましたが今回は旅行記を書いてみようと思います。

 

タイトルにも書きましたが10歳の頃に初めてアナハイム旅行した時の話です。もう10年前のことなのであやふやなところもありますし、一応当時の気持ちで書いてるので最初から最後まで10歳並みの感想しかなく特にためになることなどは一切書いていませんが何卒最後までお付き合いいただければと思います。それでは当時の写真つきでどうぞ!

 

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成田空港を出発しました。

私はこの日が来るまで飛行機が本当に飛ぶかどうか、不安で不安でしょうがなかったのを今でも覚えています。「風速何mで飛行機は飛ばなくなるのか」といったことをずっとインターネットで検索していましたし、それが不安すぎて寝れない日もありました。楽しみすぎるのも問題ですね。

 

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ついにあこがれのアメリカに到着です。飛行機は何度も乗ったことありましたが、こんなに長いフライトは初めてだったので外の空気を吸えたときめちゃくちゃ気持ちよかったです。

シングアロングソングを見せられながら「いつかアメリカのディズニーランドに連れて行ってあげるからねー」と母に焦らされること実に10年。あんなにちっちゃかったのにもう小学四年生になっちゃいました。人生はあというまだ。

ちなみにアメリカに着いてまず思ったのが「USA storeのにおいがする」でした。USA storeとは地元新潟にあるアメリカ雑貨屋です。帰国後このことを店主のおじさんに伝えたら笑ってました。

空港にキム・ポッシブルとかにでてくるような自販機があってテンション上がりました。今回は一週間の滞在。ハリウッドやサンタモニカビーチにも行きましたが長くなるので省きます。 

 

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人生初、憧れのピンクの眠れる森の美女の城とご対面。私はあんまり笑わない子供(今では立派に愛想の悪いお姉さん)だったのでこんなむくれ顔をしていますが、本当は頭は空っぽ心はいっぱいって感じでした。うまく言い表せませんが、ウォルトさんの声が聞こえたような気がしましたね。全く10歳にしてできたオタクだ。

 

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マッターホルンボブスレーともご対面。この帽子を買って名前を入れてもらったとき。とてもうれしかったなあ。そしてよく見るとピンもちゃっかり買ってますね。よく見えないけどパイレーツオブカリビアンのセットです。アイスまで買っちゃってアメリカ気分を味わおうと頑張ってます。

この時ホーンテッドマンションホリデーナイトメアが終わったばかりでクローズでした。ガーン。普段の私を知っている方なら私が如何にショックを受けたか容易に想像できると思います。でも、実際は想像したよりショックじゃなかったです。なぜならこの外観を生で見ただけで大大大満足でしたから。憧れの白いホーンテッドマンション、今でもニューオーリンズスタイルのホーンテッドマンションが一番お気に入りです。今にもシーツ被ったドナルドが出てきそうだ。

余談ですが私が最初に自力で覚えた英単語は「Happy」 、次に覚えたのが「Haunted」でした。ちなみに三番目は「Zombie」です。Mansionはなんか難しかったんだもん。

 

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ダウンタウンディズニーでたくさんお買い物をしました。このころの私はクレアーズ的なものが大好きだったので楽園でしたね。そして、思ったより暑かったので半袖のTシャツを購入。「12月なのに暑いなんてカリフォルニアはすごい!沖縄みたい!」と感動しました。でもこの前2月に行ったときは普通に結構寒かったな。

 

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二日目はカリフォルニアアドベンチャーだ!イエーイ。このころはパラダイスピア、トワイライトゾーンタワーオブテラー、バグズランドは健在でした。カリフォルニアアドベンチャーに関してはミッキーの顔を一回転するジェットコースター、オレンジの中をくるくる回るアトラクション、そしてソアリン。この三つ以外の知識がなかったのですがそのうち二つは無かったので、最初ちょっとがっかりしました。

 

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最初に乗ったのはマルホーランドマッドネス。今はグーフィー先生が教室を開いていますね。ああいうジェットコースターは割といろんな遊園地にあるけど私はディズニーとつかない遊園地にほとんど行かない人だったので、新鮮で楽しかったです。何度も乗りました。

そして上の写真はトイストーリーマニアついでにウッディからサインをもらってる私です。トイストーリーマニア、すごく楽しかったしキャラクターがたくさん出てくるアトラクションなのに、パラダイスピアのテーマとちゃんと合ってることに子供ながらに感心しました。そして感心していたら、今度はパラダイスピアがトイストーリーマニアに合わせてきたのでびっくりです。大出世なんてもんじゃねえ。

 

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ついにこの不貞腐れたガキにも表情が!それもそのはずで、これはあの恐怖の観覧車に揺られてる時の写真です。一生のトラウマになりました

そして下の写真では何事もなかったかのようにいつも通り嫌そうな顔で写真に写ってます。キッズサイズのジュースがでかすぎて、面白いから撮った写真みたいです。

 

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バグズランドを背景に右手には定番のグーフィ印の綿あめ。バグズランドの写真はあんまりないけど、結構楽しかったです。大きなクローバーとかゴミ箱とかとにかく周りがかわいかったし、ハイムリックのアトラクションは変なにおいがして面白かった。でもアベンジャーズと戦わせて勝てるかはわからないです。

 

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アリエルのアンダーザシーアドベンチャーを建設中。映画の特典映像にシュミレーション映像みたいなやつはいってましたよね。「あれが本当にできるんだ!」とワクワクでした。でも今は不人気扱いされてて、悲しいです。楽しいのに。

写真ないけどカリフォルニアアドベンチャーの帰りはダウンタウンディズニーで晩御飯。陽気なお兄ちゃんが接客してくれたのをよく覚えています。量の多さに絶望したのも覚えてます。10歳にとってはアメリカンサイズかなりきつかったのですが(今でもきついけど)最初は楽しくてばくばく食べていたけど、二日目の夜になってだんだん嫌気がさしてきました。ちなみに最後らへん、うどんが食べたくて夜泣いてました。だしの味が恋しくなるのあるあるですよね。

 

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三日目の朝はモーニングマッドネスとやらで一時間早くトゥーンタウンに入れました。というか「ゴーゴーガジェット」とか書いてありますけど、まぁうちの母が結構ディズニー好きなことがお分かりいただけだと思います。この写真は名誉市長のミッキーがなにやら演説してるみたいですが、書いてある通りスルーしたので詳細は分からないです。たぶん早く入った人だけが見れるんでしょうね。もったいないことしました。このとき人が少なかったのでゴーゴーガジェットを降りないで二周させてもらえるという貴重な体験ができました。楽しかったなあ、ゴーゴーガジェット。

 

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これはティガーテールというお菓子です。かわいいので買ったのですがマシュマロの上にキャラメルとチョコがコーティングされており、結局食べ終わるのに一日かかりました。もともと甘いのがすごく得意というわけではないため、これもしばらくトラウマになりました。

この日は疲れて夕方にはホテルへ。ホテルでセブンイレブンのバーベキュー味のチキンを食べるのが毎度お決まりだったのですが、いつも同じ店員さんから買ってたのでいつのまにかおまけしてくれるように。優しいお兄ちゃんでした。それにしてもチキンくらいなら、普通に一人で買ってたのですが今思うと子供の順応能力の高さを感じます。

 

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四日目。アトラクションの中でもスペースマウンテンは一番乗ったんじゃないかな。音楽付きというのがすごくよかったんです。帰国してからもあのBGMをずっと聞いてバーチャルスペースマウンテンしてました。東京のにのるときも脳内で流したりね。

 

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ディズニーランドとカリフォルニアアドベンチャーって往復しやすくていいんですよね。この日も途中からカリフォルニアアドベンチャーへ。

ところで私は何かのビデオで見て以来ソアリンに乗るのがずっと夢だったので、何度も乗りました。でも、これが飽きないんです。今でも忘れない念願の初体験は大変感動しました。あの座席に座ったとき足が震えたのを覚えてます。「こんなすごいアトラクションがこの世に存在するなんて!!」と体験中はずっと夢心地でした。私はやっぱりオーバーカリフォルニアが好きですね。あのオレンジのにおい、久しぶりにかぎたいな。

 

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大好きなカリフォルニアスクリーミン。こちらも帰国後ずっとCDを聞いてバーチャルで楽しんでました。音楽とジェットコースターの合わせ技の楽しさにこの旅行で気づかされましたね。カリフォルニアスクリーミンに乗るときは、アメリカ人の真似をして「Fooo!」と叫んでました。今はインクレディブル一家のものになったけど、どっちも別の楽しさがあります。スクリーミン時代からあった発射の際に噴き出る水の演出を、そのままダッシュに走らせたのは本当にうまいですよね。

 

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五日目。よくビデオに出てきた映像と同じように、クジラの口の中に入れてうれしかったです。ディズニーランドはとにかくビデオやテレビに出てきたものを生で見れたのがうれしかったですね。カラフルなお菓子とか、何段にも重ねられたパンケーキとかそういうのが実在するということをしっかり確認できて、そこが一番大満足でした。

 

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大好きなメリーポピンズ。このときメリーポピンズの写真を待っていたらグーフィーが突然割り込んできて、いきなりサインをくれました。そして去っていきました。自由だなあ。

 

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さて、これが最後のカリフォルニアアドベンチャー

でも私はワールドオブカラーよりアイスが食べたかったらしいです。カラフルなスプレーに惹かれて買ったのですが、例のごとく想定の数倍大きいので苦戦しました。長袖を着てますが、カリフォルニアって夜になると急に寒くなるんですよね。あるある。

 

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そしてランドに移動。この日は23時までやってたみたいです。なんだか写真見てるだけでさみしくなってしまいます。「私は明日からどうやって生きていけばいいんだ…」みたいな絶望感を思い出します。ずっとずっとずっと行きたかったアナハイム。ピンクのお城も、白いホーンテッドマンションも、屋根のないメインストリートUSAも飛行機で10時間の場所に本当にあったんですね。「連れて行ってあげるからね」と言われてから10年経ってやっと行けたのですから、次いついけるかはわかりません。もう次行くときは大人になってるかもしれないね。帰りたくないよ~。

 

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花火を見終わったところで帰ります。さよならディズニーランド。

 

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次の日の朝の空港。またアイス食べてます。元々アメリカには強いあこがれを抱いていましたが、この旅行でもっとアメリカのことが大好きになりました。ディズニーランド、カラースプレーまみれのアイス、お菓子じゃないみたいな色のお菓子、ビーフジャーキー、ホーンテッドマンション専用の店とほしいものが何でもある夢のような場所でした。さらばアメリカ。

 

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以上でこの記事は終わりです。最後までお付き合いいただきありがとうございました。そしてアルバムの写真を送ってくれたお母さん、ありがとうございます。旅行から帰ってから私は何度も何度もこのアルバムの写真を見てアナハイムに思いを馳せていました。誰かのブログやYouTubeにもっと綺麗な写真や動画はたくさんあるけど、やっぱり自分がみたものそのままが写されてる写真は特別わくわくしますよね。

 

早くまたアナハイムに行きたいですね!